今、神話が語るもの ミネケ・シッパー/山口由理子
2018-09-29


今年度最後の展覧会が4日から始まります。 最近の気象変化は想定を超えることばかりですが、あらためて人類の歴史を遡れば、過去には今以上に自然の猛威にさらされ、かろうじて生き延びたといった話が世界各地に残っています。それは神話として、また古くからの伝承として今に語り継がれているものが多くあります。そんな世界各地の神話を収集編集したオランダ人のミネケ・シッパーさん(異文化間文学研究者)と出会ったワシントン郊外に住む山口由理子(美術作家)がその神話を絵画にした作品約30点をミネケさんのテキストと共に展示する展覧会です。

 今日の午後アメリカから山口さんが到着され、7日のオープニングまで横須賀に滞在され、4日の初日には作品を公開制作いたします。 また、7日のオープニングにはアンソロジストの東雅夫さんとの対談、その後パーティーで皆さまと一緒に歓談していただきます。 展覧会のポスターはオープニングに参加された方へプレゼントさせていただきます。

 今、あなたは神話の中に何を見つけますか?

 禺画像] (ポスター) 禺画像] (フライヤー) 禺画像] (フライヤー) 禺画像]  2004年県立近代美術館 鎌倉館新館で開催した山口由理子展図録より、(WEB)

 この展覧会は神奈川県文化事業として共催、花王・芸術科学財団/朝日新聞文化財団よりの助成を受けております。

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